昨晩から雨が降り続いていますが、時々猛烈な降り方になります。今のところ、被害はありませんが、大雨洪水警報が出たままです。時々雷も鳴っています。
時々周りが白くなるくらいの雨が降っています。
雷も頻発、寒気の影響もあるのでしょう。気温は21℃ 蒸してはいますが、涼しい日です。
本流(三階滝沢)の水量及び濁り具合はこの程度。今のところ中ノ沢川は暴れるほどにはなっていません。ひどい時は水がこの橋を乗り越えてきます。
そんな中、森の中は?
顔を出したばかりのキノコが倒れたり溶けたりしています。きのこにとってもこの雨は受難の雨。
根元から倒れています。
せっかく出てきたのに溶け始めてます。
これらは今の時期に発生するタマゴタケ。一見毒キノコのようですがとてもおいしいキノコです。学生時代に網の上に載せて、炭火で焼いて食べてみました。いくら図鑑で毒ではないと書いていても、いざ食べるとなると勇気がいる、そんな姿のキノコです。
でも、このきのこは森の木々と共生する菌根菌の仲間で、木にとっては大事なパートナーです。
同じ赤いきのこでもこっちは食べてもおいしくないキノコ。毒ではないらしいのですが、味は辛いそうです。
ベニタケ科 ドクベニタケ
名前にドクとつきますが、辛くておいしくないということで、たいした毒性はないということです。
このきのこも強雨にたたかれて倒れています。
ベニタケ科の仲間のきのこも樹木と共生する菌根菌です。
これらはコナラの中にアカマツが混じる林床にありました。
この時間、弱いながらも雨が降り続いています。町内の常浪川では既に氾濫危険水位に達しているとのこと、何事も無く済むことを祈っています。
明石浩見