今朝方まで音を立てて降っていた雨も上がって、この時間には曇りの落ち着いた天気になっています。遠くの山々は霧にかすんで、冬の佇まいです。
落葉した枯れ山にはスギやアカマツ、ヒメコマツなどが目立って立っていて、冬ならではの景観です。これらの針葉樹はほとんどが天然生です。
森林科学館前の駐車場は除雪の雪で山になってきました。
遊具も雪の中です。
昨日はヤドリギを紹介しましたが、クリスマスが近いということで再度ヤドリギの姿をどうぞ。
管理棟脇の梨の木には数株のヤドリギが宿っています。
ヤドリギの実に近づいていくと
さらに
良く観察すると枝の付け根に2個何やら模様のついた黄色のかわいい実です。
巷にはアカミヤドリギという実の赤い種類があるといいますが、中ノ沢では黄色の実の種類がほとんどです。
写真を撮りながら森に入ると、道が! おそらく水の道。
水が流れやすいくぼんだ部分に沿って雪が融けていました。
森に入らないと気がつかないことです。
ブログ更新のために、ほんの少しの時間歩いただけでも毎日新しい発見があります。これが自然界の面白いところです。興味は尽きませんね。
この時間、霧を通して太陽光が散乱してきました。
今朝は6時頃から写真を撮りに展望台に出かけた知り合いがいました。霧の森のすばらしい写真が撮れることを期待しています。
今朝は写真撮影には絶好のタイミングになりました。
暗いうちから待機していた甲斐があったと思います。
明石浩見